社長メッセージ

 


 近年の情報技術は、急速に進歩しています。特に、情報通信技術においては、世界各地で通信インフラが整備され世界のどこにいても情報の受発信ができるようになっています。それにより、私生活はもちろんのこと、ビジネスにおいても「情報」が大きな経営資源として位置づけられるようになりました。今後も、今まで以上の情報技術の進歩が考えられ、私たちの生活を強力にバックアップしていくことが予想されます。

 しかしながら、このような技術の進歩の影にはいくつかの問題点も挙げられます。

 1つは、ディジタルデバイドです。これはコンピュータなどの情報機器を利用できる人とできない人の間に生じる、経済的・社会的格差のことをいいます。先にも述べたとおり、ビジネスにおいて「情報」は大きな意味をもっております。それは、業務の効率化・スピード化や正確性であったり、必要な情報をリアルタイムに受発信できるといったことが企業経営に大きな影響を与えるからです。また私生活においても、買い物やチケットの予約などの(電子商取引)や情報の収集などは情報機器を利用できないことで大きな不利益を生むことにつながります。

2つ目に、情報技術をどのように利用するかです。情報技術が急速に進歩している中で、従来どおりの情報の収集や、文書の作成だけに利用するのでは、効果的な利用とはいえないと考えます。社会、地域などに目を向け、それらのニーズを的確に捉え、どのように情報技術を利用していくべきなのか、情報技術の新たな可能性を探求することが必要です。

 私たち「A-Bikes」は、これらの問題点と向かい合い、情報機器やパソコンのアプリケーションなどの利用ができる人材の育成と、情報技術の新たな可能性を探究し、地域社会に貢献していく企業を目指しております。

代表取締役社長 関場 英夫